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若い職人へ、最初の3年間について

若い職人へ、最初の3年間について

いつも現場でお疲れ様です。

今日は、これからこの仕事を始める、あるいは始めたばかりの若い職人に向けて、話をさせてください。

最初は、誰にとっても同じ通過点です

道具の扱いに慣れない。現場の流れが読めない。指示の意図がすぐには分からない。

それは甘えではありません。どの業界でも、最初の数年は誰もが通る道です。

医者も、料理人も、職人も同じです。最初から完璧にできる人間はいません。違いが出るのは、その後どう過ごすかです。

うちの現場は、年齢も様々です

うちの会社には、20代の若手から、ベテランまで、幅広い年齢の職人がいます。

仕事のときは、みんな真剣です。手を抜く人間はいません。

でも、現場を離れれば、笑い声が絶えません。冗談を言い合ったり、休憩中に他愛もない話で盛り上がったり。年齢に関係なく、みんなで楽しくやっています。

これは偶然できた空気ではありません。

真剣に仕事をする時間と、楽しむ時間。そのメリハリを、みんなが大切にしているからです。

楽な方には、楽しさが続きません

人間は、放っておくと楽な方に流れます。

それは自然なことです。誰だって、辛いことより楽なことを選びたい。

でも、楽な方を選び続けた先に、本当の楽しさはありません。

ずっと涼しい部屋でじっとしているより、暑い中で汗を流して働いたあとに飲むビールの方が、何十倍もうまい。それは誰もが知っていることです。

同じ娯楽でも、真剣に何かに取り組んだあとのご褒美なのか、ただ楽をしているだけの暇つぶしなのか。その違いで、感じ方はまったく変わります。

厳しい時間があるから、楽しい時間がより楽しく感じられます。

「続けてくれ」ではなく「ここで頑張ると決めたなら」

ここで働くと決めたなら、辛いことや、悩むこと、立ち止まりそうになることが、必ずあります。

それでも、諦めずに続けてほしいのです。

ただ漫然と続けてほしいという話ではありません。

その先に見える景色は、楽をして得られるものとは、比べものにならないということを知ってほしいのです。

1年、3年、5年。それぞれ違う景色があります

1年目に見える景色があります。

道具の名前を覚え、現場の流れが少しずつ分かるようになる。何もできなかった自分が、簡単な作業を任されるようになる。その小さな変化に気づける時期です。

3年目に見える景色があります。

一通りの作業を、自分の判断で進められるようになる。後輩に教える場面も出てくる。「自分にもできることがある」と実感できる時期です。

5年目に見える景色があります。

現場全体を見渡せるようになる。任される仕事の質が変わる。「あの人に頼みたい」と名前で呼ばれ始める時期です。

それぞれの段階で、見える景色はまったく違います。今いる場所からは、その先の景色は見えません。

壁が近いと、壁の大きさしか見えません

難しいと感じているとき、それは目の前の壁が近すぎるからです。

壁に顔をくっつけていれば、壁の表面しか見えません。どれだけ高いのか、どこまで続いているのか、何も分かりません。

でも、少し下がって見れば、壁の全体が見えてきます。意外と低かったり、すぐ横に道があったりします。

技術も同じです。今わからないことは、わからないままではありません。

続けているうちに、いつの間にか分かるようになっています。気づいたときには、あれだけ難しいと思っていたことが、簡単にできるようになっています。

その「気づいたとき」は、自分では予測できません。だからこそ、そこにたどり着くまで、続けることが大切なのです。

成長意欲があれば、必ず景色は変わります

私たちが見ているのは、最初から完璧にできるかどうかではありません。

成長しようとする意欲があるかどうかです。

意欲がある人間は、必ず成長します。早いか遅いかの違いはあっても、必ず前に進みます。

そして、真剣に仕事に向き合った日々の先には、楽な道を選んだ人には決して見えない景色と、誰よりも美味い一杯のビールが待っています。

これからも、一緒に頑張っていきましょう。

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株式会社 総美は、軽鉄下地や石膏ボード施工を一貫対応する総合建設企業。大手ゼネコンからの厚い信頼を基盤に、高い品質と安全性を維持しながら、職人ひとりひとりの技術を活かした施工を実現。業界に先駆けた人材育成体制により、安定した施工品質と柔軟な対応力を提供します。他社にはない、安定的な人材確保と多様な現場経験が強み。