いつも現場でお疲れ様です。
今日は、最後にもう一度、大切なことを伝えさせてください。
黙っていた経験は、誰にでもあります
「これ、おかしいかもしれない」と思いながら、結局何も言わずに作業を進めてしまった。
そんな経験は、私にもあります。きっとあなたにもあるはずです。
「自分の思い違いかもしれない」「言ったら大げさだと思われるかもしれない」「自分で何とかできるかもしれない」
そう考えて、黙ってしまう。それは、決して珍しいことではありません。
黙っていた結果、起きること
気になっていたことを黙って進めた結果、後から大きな問題になった経験は、現場では何度も繰り返されています。
壁の収まりがおかしいと思いながら進めて、後でやり直しになった。
工程の遅れに気づいていながら言わずにいて、ギリギリになって誰も対応できなくなった。
他業者との段取りがかみ合っていない気がしていたのに黙っていて、二重作業が発生した。
これらはすべて、「あのとき言っていれば」という結果につながっています。
言うタイミングは、早ければ早いほどいい
気になったその瞬間が、一番良いタイミングです。
時間が経てば経つほど、言いにくくなります。「今さら言うのも」と思ってしまう。そして、そのまま黙り続けてしまう。
気になった瞬間に、その場で伝えてください。
「これ、ちょっと確認させてください」「気になることがあるんですが」
その一言を、躊躇しないでほしいのです。
空振りでも、まったく構いません
確認した結果、何でもなかった。よくあることです。
それを「無駄な確認だった」と思う必要はありません。
確認しなかったことで大きな問題になるリスクと比べれば、空振りの確認は何のリスクもありません。
私は、空振りの報告を一度も迷惑だと思ったことはありません。むしろ、そういう報告をしてくれる職人を、信頼しています。
黙っていることの方が、ずっとリスクです
「迷惑をかけたくない」という気持ちから、黙ってしまうことがあります。
でも、本当に迷惑をかけるのは、黙っていたことが後から発覚したときです。
「もっと早く言ってくれていれば」
そう思われることの方が、よほど信頼を失います。
早めに伝えることは、迷惑をかけることではありません。むしろ、周りを助けることです。
声を上げやすい現場でありたい
私たちが目指したいのは、誰もが気軽に声を上げられる現場です。
小さなことでも言える。気になったことをすぐ口にできる。「これって大丈夫ですか」と気軽に聞ける雰囲気。
そういう現場は、問題が大きくなる前に解決されていきます。
あなたが声を上げてくれることが、現場全体を守ることにつながります。
どうか、気になることがあれば、遠慮せずに伝えてください。
これからも一緒に、安心して声を上げられる現場を作っていきましょう。

